中国出張レポート(3)煙台市ダウン縫製工場

こんにちは、㈱テラオエフ 生産管理のTです。
前回の記事、中国出張レポート(2)煙台市中国ニット縫製工場に引き続き、
煙台近郊のダウン製品工場の設備をレポートします。

ダウン製品工場へ

午後からは、布帛の縫製工場に移動してきました。ここは重衣料の工場です。工場には特徴があります。
ブラウスの得意な工場、テーラードが得意な工場。ここはダウンジャケット、中綿ジャケットが得意な工場です。

ダウン製品工場へ

ダウン製品工場へ

土禁です。外来者は入り口で靴に袋をかぶせます。

土足禁止です

土足禁止です

靴に袋をかぶせます

靴に袋をかぶせます

工場のサンプル室です。結構広々しています。CADもあります。

サンプル室

サンプル室

量産資材置き場、各品番ごとに綺麗に並んでいます。

量産資材置き場

量産資材置き場

縫製ラインのご案内

ここから先は、縫製ラインをご案内します。まずはプロッター、これは裁断時のパターンを出力するものです。

裁断時のパターンを出力するプロッター

裁断時のパターンを出力するプロッター

これが裁断場です。この上で生地を裁断します。

裁断場

裁断場

中綿の裁断中でした。

中綿の裁断中

中綿の裁断中

中綿の裁断中

中綿の裁断中

今、この製品を裁断しています。

製品

製品

これは裁断時の決まりごと、薄い生地は4寸(13.3cm)は、厚い素材は6寸(20cm)以上重ねないこと、そして必ず手袋をすること。

裁断時の決まりごと

裁断時の決まりごと

裁断後のパーツ管理です。反ロットの管理を行っています。

裁断後のパーツ管理

裁断後のパーツ管理

縫製ラインです。同フロアに6ラインあります。このラインで縫製しているのはこの中綿ジャケットです。

中綿ジャケットを縫製しています

中綿ジャケットを縫製しています

中綿ジャケット

中綿ジャケット

縫製の様子

縫製の様子

縫製の様子

縫製の様子

ダウン縫製のご案内

別のラインです。ダウンを縫製しています。ダウンの縫製は専用工場でなければ出来ません。

ダウンを縫製中

ダウンを縫製中

ダウンを縫製中

ダウンを縫製中

そしてここが、ダウンをつめる部屋です。工場の一角ですが、ビニールのカーテンで天井まで隔離されます。
隔離しないと、工場中にダウンが飛びます。

ダウンをつめる部屋

ダウンをつめる部屋

これがダウンをつめる機械です。操作する人もマスクは必需品です。

ダウンをつめる機械

ダウンをつめる機械

まずは、途中まで縫製した袋状のダウンパックを機械に差込ます。

機械に差し込みます

機械に差し込みます

入れるダウンの量を調整します。グラム単位、小数点2桁まで調整可能です。これが無いと、製品のダウン量が調整できません。

ダウンの量を調整

ダウンの量を調整

ダウンを注入。設定量に達すると自動的にとまります。

この機械で調整します

この機械で調整します

ここからいきなりアナログです。ダウンパックの口を閉じます。

ダウンパックの口を閉じます

ダウンパックの口を閉じます

そして竹でたたいて、ダウンを均等にならします。

ダウンを均等にします

ダウンを均等にします

掃除機で、縫製後のパーツの縫い代を吸います。

掃除機で縫い代を吸う

掃除機で縫い代を吸う

これは出荷待ちの商品です。

出荷待ち

出荷待ち

この工場のレポートはここまでです。お付き合いいただき有難うございました。
次回は子供服の縫製工場をレポートします。