こんにちは、㈱テラオエフ 生産管理のTです。
今回の記事ではカットソー縫製工場をご紹介します。
過去の記事はこちらからご覧ください。
中国出張レポート(1)関西国際空港から煙台蓬莱国際空港へ
中国出張レポート(2)煙台市中国ニット縫製工場
中国出張レポート(3)煙台市ダウン縫製工場
中国出張レポート(4)煙台市子供服縫製工場
カットソー製品工場へ
この日は朝一番でプリント、カットソー関係の会社に訪問です。ボーダーTシャツ、ロンTの山!!サンプルの色出しが綺麗です。
まずは、サンプルから見ていきます。この工場が得意なのは、カットと布帛の合体、刺繍、昇華プリント、ラバー、発泡、リフレクター、シルクスクリーン等々、プリントならなんでも出来るのが特徴です。又、小ロット対応可能なのも特徴です。
このサンプルですが、プリントして、切り替えて、ポケットつけて、ファスナー付けてます。
このパーカーは、荒立ちしてシルクスクリーン、しかも前後袖左右、少しずつプリントの濃度が違います。そして裁断して縫製です。
このショートパンツは、ポケットに刺繍、アイレット、身頃にはプリント、切り替えて、布帛とカットのコンビネーションです。
昇華プリントです。もともと白い生地にプリントしていきます。
お腹の当たりにプリント不良があります。プリント前に、白い生地に白い糸が混入していたようなのですが、目視でプリント発見が難しく、最終製品検品で見つかりました。もったいないですが納品できません。
小ロット専用ライン
事務所の横に工場が併設されています。ここは小ロット専用ラインです。サンプルもここで縫製します。
中国の工場にも大中小いろいろな規模があります。よく中国では、ロットが必要といわれていますが、実は小ロット工場もいくらでもあります。
問題は日本の市場品質です。でも中には対応可能な工場もあります。
これは裁断場です。小ロットなのではさみです。検品、パターンチェックもここで処理しています。すぐ横がミシン場です。ミシン場のミシンもロック、地縫いと至ってシンプル。
2階がプレス場。今はポケット作成中、型に合わせて縫い代を折り込みます。
商品梱包。プリントが移染しないように、間にビニールを入れて袋詰めです。
検針して、梱包です。
この工場のレポートは、ここまでです。
午後からは、別のカジュアル専門の工場を訪問します。お付き合いいただき有難うございました。